何故、目標を設定し、それに向かって人間は行動するのでしょうか?
■達成率が10倍アップする「3つの原則」
目標を達成させる上で、執念や根性といったメンタル的な部分を強く持っているかどうかは重要なポイントとなります。
ただ、それだけで十分かと言われれば、そうとは言い切れないのも事実です。
なぜなら、そもそもの目標設定のやり方を間違えてしまえば、メンタル的な部分だけが空回りするだけで、到底目指すべきゴールにたどり着くことはできないからです
●目標には必ず「3つのポイント」を明記する(原則1:明確性)
目標に明確性を持たせるには、以下の3つがポイントとして挙げられます。
(1)真意を明確にする
(2)期限と数値
(3) 達成イメージ
(1)真意を明確にする
簡単に言うと「本心から達成したい、と思っているのか自分の心に聞いてみる」、ということです。あわよくば達成したい、という程度ではいけません。
(2)「期限」と「数値」を明確にする
真意の次は「いつまでに=期限」「どれくらい=数値」といった2つの指針を明らかにしていきます。
なぜ、「期限」と「数値」を決定する必要があるのか。実は、目標達成に向けた「行動」が大きく関わってきます。
どんなに立派な目標を立てても、具体的な行動を起こさなければ、無意味です。
人は「いつまでに」「どのくらい」といった明確な指針がないと行動を起こそうにも起こせません。
(3)「達成イメージ」を明確にする
「イメージ」を持つことは私たちに絶大な影響力をもたらせます。
ただし、このイメージの力を有効活用するためには、人間の脳が持つ「特性」をしっかりと押さえておく必要があります。
脳の特性 ⇒脳は複数のイメージを、同時に、強く思い浮かべることができない。